『暗殺教室』16巻を読んだよ

物語は、新学期にナゾの生物が担任の先生としてやってきたところからスタートし、やっと2学期の終わりにさしかかったところなのだ。

定期試験、運動会、修学旅行、学校祭などの一連の学校行事を通じ、先生の深い考えと行き届いた指導のもと、生徒達一人一人が成長し、互いに信頼し、また、先生の超人的な(ナゾの生物なので、もはや人でもないのだが)身体能力をもって、悪人はコテンパンにやっつけられるか懐柔され無害化し、敵対勢力は滅びるか味方に取り込まれ、あらゆることが都合良く解決されていく、まあ、平和な学園ドラマである。

で、その担任の先生であるナゾの生物を暗殺しないと、学年末の3月に地球が大爆発でなくなっちゃうというのだが、この進み具合だと、3月を迎えるまでに20巻を越えそうである。それに、これ、先生が「どっからでもかかってきなさい」って態度だし、クラスのみんなで堂々と先生に挑んでいたりして、しかも、授業中は真面目に勉強するし、で、暗殺というテーマはどこへ行った?なのだ。

 

さて、この16巻では、ナゾの生物の生い立ちや、このクラスの担任になった経緯、暗殺されなければならない理由が語られた。先生がこんなことになっちゃってるのは、ザックリ言うと、反物質を取り込んじゃって、ものすごいエネルギーを出せるようになったから…ってことなのだがウーム(⌒-⌒; )

 

残りのイベントは、2学期末の試験、クリスマスとかお正月を含む冬休み、学年末試験くらいだろうが、新たな敵(先生をこんな姿にしちゃった悪いヤツら)も登場したことで、新しい展開があるかもだな。