『下町ロケット2 ガウディ計画』読んだよぅ

電子書籍です。もうこれは紙の本を買っても、いつかはBOOKOFF行きなので。

 

ところで、こうして時々、読んだよ〜などと書いているが、書評というわけではないのだ。読んだ本についての個人的な記録。悪しからず。

 

今、新作発売に合わせて、テレビドラマが放映されているので、…いや、逆なのか?テレビドラマに合わせて新作発売なのか?どっちでもいいが…書店の目立つところにバーンって並んでいたよ、『下町ロケット2ガウディ計画』が。

仕事帰りのサリーマンがサッとやってきて、サッと手に取って、サッとレジに向かったよ。やはり、サラリーマンが読んでスカッとする本らしいな。でも、自分はサラリーマンじゃないので、グッとこらえたよ。で、Hontoの5%OFFクーポンも使って、すこーしお安く電子書籍を購入したのだ。

 

池井戸潤さんの作品は、これまでに、半沢直樹シリーズの『オレたちバブル入行組』と『オレたち花のバブル組』、『下町ロケット』、『ルーズヴェルト・ゲーム』を読んだのだが、いずれも、一気に読めて、読後感が良かったよ。本当に悪いヤツは最後に必ず悪事が暴かれて報いを受け、チョット悪いヤツは反省してチョットだけいい人になり、いい人には必ずいいことがある。だから、考え込んだり暗くなったりしなくて済むのだ。そういう点では、これらの作品は、自分の中では、赤川次郎さんの三毛猫シリーズと同じ部類に入るよ。あと、池波正太郎さんの剣客商売シリーズも同じ。もちろん、サラリーマン向けの設定だし、取材もそれなりに深いのだが、実は、リアリティーがありそうで、ない。それが救いになっている。現実の世界では、もっと悲惨な結末を目にすることが多いからね(>_<)

 

今度の作品も安心して読めたよ。いろんなことが、いー具合に都合悪く運び、そして都合良く運ぶ。タブレットの画面の上を指が左から右へ左から右へと動くよ。冬場は手が乾燥してるのでスムーズだ。今日1日で読み終えた。スカッとするよね、確かに。

 

テレビドラマは、前半のロケット編(『下町ロケット』)が終わり、後半の医療機器編(『下町ロケット2ガウディ計画』)の途中まで進んでいる。あと2〜3回を残すところだろうか。

オレの阿部ちゃんは少し滑舌が悪いけど、それはいいのだ。財前部長が吉川晃司ってのがカッコいいね。殿村役の立川談春の演技も面白い。今度、噺、聴きに行ってみたいな。