王将戦七番勝負第5局、負けました(>_<)

羽生さんが四間飛車ってことで驚いた。

第4局から1ヶ月近く開いての第5局。羽生さんは対局の数日前までロシアにいた。その前はアメリカに。

 

さて、タイトル戦の中継ブログでは、昼食、棋戦によっては夕方の軽食、そして、午前と午後のおやつ(棋戦によっては午後のみ)が画像付きで紹介される。
それを見て、うまそーだ、量が少ないゾ、盛り付けがヒンソーだ、指し過ぎではないか、後手優勢、とか好きなこと書き込んで楽しんでいる人が多いのだ。
昼食休憩は対局を中断して(時計を止めて)自室などで食べるので、その様子はうかがい知れないが、おやつの方は、和服を着たおじさんが向かいあって、片やイチゴのケーキ、片やモンブランをモグモグしてる様子をネット中継でリアルタイムで観られる。

羽生さんはおやつにフルーツ盛り合わせを食べることが若干多いようだが、そうは言っても、お皿の上を滑ってしまってとても食べにくそうなシュークリーム、すっかり溶けて液状化したアイスクリーム、など、いろんなおやつに果敢に挑戦している。
飲み物は、午前はコーヒー、午後はレモンティーが多いように思う。オレンジジュースを連投することもあるが、これは、相手をボコボコにする前兆。

 

帰宅して、観戦。

本局2日目の午後のおやつは、ビン入りのプリン。ビンの口が狭いので、底に付着したプリンが食べ辛そう。スプーンがガラスに当たってガチャガチャ音が出るので、郷田さんの迷惑になってはいけないと思った、かどうか知らないが、一気に食べた。

 

おやつのあたりで、なんとなーく形勢が良くない感じ。早く終わってしまうのではないか?と心配になる。いやっ。皆んなが「先手よし」って言ってても、自分はとにかく羽生さんに気を送るのみ。

はっ(;゜0゜)羽生さんの頭には寝グセが立ってない!
アンテナを出すんだーーー(・Д・)ノ

 

離席することが増えてきた。かなり悪いのか?
郷田さんは、イヤイヤイヤイヤーとボヤいてるが、これは、優勢を意識している感じだ。
▲8三歩成。おお。もう終局に向かっているのか。
戻ってきて座るなり、△同銀。
ここからはもう、お互いに同じものが見えてるのか。二人して「はっぁ〜イヤー」「いっやぁー」言ってる。
残り時間は、郷田さんは50分、羽生さんは1時間14分。ああ、もー見てらんないっす。

▲8四歩。あー。なんかないか?ひねり出してくれ!時間はある!
△同角成、▲7五歩、△2五桂、▲1一角成、△8二歩。うわ。早い早い。もう終わるのか?
▲8七香、△6二馬。
▲8五銀、きたよ。郷田さんは残り30分。
△7三飛。また席を立つ。「もう逆転の目はないです。」とおじさん(解説の木村八段。ちなみに、おじさんって、自分で言ったので、将棋ファンもそう呼ぶ)は言う。
▲5五馬。先手が勝ちに近づく。
羽生さんが、身の周りの飲み物などを整理し、指す。△3五馬。
▲8四歩、△7二銀。もう間違えようがない。▲7四歩。決めに来られたか。郷田さん20分。

△同金。時間を使わず、二人とも次々と指す。もう考えるまでもないのか。▲同銀、△同飛、▲7五金打、△同飛、▲同金、△6八銀、▲7八金、△6九銀不成。

また席を立つ。首を洗いに行った。どうぞどうぞと首を差し出すのだ(>_<)。戻ってきてお茶を飲む。

▲6八金。解説のおじさんに「もう頑張りようがない状態ですね。」とまで言われる。
両手を膝の脇に着き、頭を下げてる。お茶を飲む。膝の上に両手を重ね、下を向く。一人反省会が始まったようだ。また席を立つ。
羽生さんの持ち時間は1時間弱あるが、「反則でもしない限り、郷田さんの勝ちは確実です。」と、解説のおじさん。

戻ってきた。こぶしを座布団に着いて、じっとうつむく。床のごみ的な何か(髪の毛とか?)をつまんで捨てる。17時35分、投了。


終局直後のインタビューで、「良い構想が浮かばなかった。」「行かないとジリ貧になると思って仕掛けた。」って。辛いっすなー(>_<)

感想戦は和気あいあい。自分はションボリしちゃって、PCの前から離れた。千日手という言葉が聞きえてくる。千日手に持ち込めそうな局面があったのか。


あー2勝3敗だよーー。もー、応援行っちゃうか、次?