『創世記機械』読みました〜

『創世記機械』(The Genesis Machine)1978年。

J.P.ホーガンのSF作品。

 

科学的な発見・発明と実用がテーマになっている。

この作品で発見・発明されたのは、統一場の理論で、世界は、低次元=普通に認識できる4次元と、高次元=認識できない2次元の、合わせて6次元からなるというものだ。
これをさらに研究して色々と発見したのが、主人公の若い科学者。同じ志の科学者や支援者ももちろん登場するのだが、結局は、新しい発見を兵器へ転用することでしか、研究を進められないという状況に陥ってしまう。で、最後に、主人公が人々をギャフンと言わせる。

だいたい、そーゆーお話。

 

いろんな相手に小難しい理論や仕組みを説明するため、読者は同じ説明を何度か聞く羽目になるのが、ちょっと気になった。でも、まあ、面白いお話だったぞ。あと、できれば、世界は6次元程度であってほしいと思うな。まだ、なんとか頑張れそう。11次元とか、自分のようなものには無理っス。