カンニング疑惑からの…森内さん><びっくリングIH(by三菱電機)

長引きますなぁ。もはや、コレって元は何の話だったっけ?という状態だ(´・ω・`)

もう、ね、とりあえず、処分差し止めを申し渡してくれないかな、第三者調査委員会は。

ユウウツな気分で、このしょーもないブログにグチグチと書き連ねていたところに、一条の光が!!森内さん、ナイスです!三菱電機、グッジョブ!

 

(1)そもそも、渡辺さんが島さんに連絡した(とされる10/7)時点で、常務会は三浦さんに不正の疑いがあることを(関係者の噂であれ、正式な調査依頼であれ)把握していたのか?

 

ずっと引っかかってた。

連盟の1回目だか2回目の会見で、5名前後の棋士からの調査依頼があったと発表されたが、それは、実は、10/10の秘密会議の出席者の「ほぼ黒」的な判断のことを言ってないか?だってさ、こんなにグジュグジュな連盟に、調査依頼っていう予め定められた手続きがあるとは思えないんだよなぁ。

▶︎もし、10/7以前に常務会が、不正の疑いがあることを承知していたのなら、渡辺さんの言う通り、隠したまま竜王戦を行ったことで最悪の事態(何が最悪かはさておき…)になるのを防ぐには、竜王戦の前に大急ぎで三浦さんに話を聞く必要があったよね。で、文春にすっぱ抜かれたら、「単なる体調不良による離席ということで、疑いは晴れてます。」で通せばよかったんだよ。

▶︎もし、渡辺さんの連絡をきっかけに不正の件を知ったのなら、隠してたわけじゃないんだから、文春にすっぱ抜かれたら、世間には「これから調査します。三浦さんが引き続き番勝負を行うかどうかは、読売と相談します。」で、読売には土下座でよかったよね。

 

(2)どうやら、常務会が、渡辺さんをなだめられなかったどころか、渡辺さんの言葉に気圧されたのは、間違いないようだ。

 

渡辺さんはブログで、言葉のアヤとか解釈の違いを訴えているが、逆に、渡辺さんから(たとえ調査だけのつもりにせよ)何らかの強い言葉(竜王戦中止、とか、他棋戦への影響、とか、全棋士の収入の減少、とか、将棋界の信頼失墜、とか、不正の疑いがある人と対局しない!たとえ竜王位を剥奪されても、とか?)で対応を要求したことは事実だと判ったよ。

その時に、渡辺さんは、自分の影響力が大きい、理事たちをも黙らせることができる程度に大きいことを意識して動いてたよね、たとえ将棋界を守ろうという尊い動機からの行為だったとしても。

でもね、自分が誤解されてる状態が辛いからと言って、言葉のアヤを持ち出すのなら、世間に不正棋士としてさらされた三浦さんのことも考えてようよって思う。聞き取りの場にたった1人で座らされて、適切な言葉で表現できなかったこともあったろうし、思わず口をついて出た言葉もあったろう。それを「納得できる説明がなかった。」と、断じられたんだよ。常務会の場で渡辺さんが(そもそも、なぜ理事でもない渡辺さんが出席したのかはさておき…)不承不承でも「納得しました。(いや、ホントは納得してないっスけど。)」って言ってあげればよかったろうに。

  

(3)しかしながら、渡辺さんの言動がどうであれ、常務会が現竜王と読売に恐れをなし(本田選手流にいうと、リスペクトし過ぎ)てしまい、マズイ対応をとってしまったことこそが問題!

 

会見で舞い上がっちゃって、余計なことを言い過ぎたよ。

▶︎聞き取りで、三浦さんが不正を認めたら、堂々と処分とその理由を発表して、挑戦者を変更すればよかった。

▶︎聞き取りで、三浦さんが不正を認めなかったのなら、たとえ離席理由の説明がしどろもどろでも、「証拠って言えるものもない(離席や一致率はあてにならない)し、本人も否定してるので、本件はこれにてオシマイ!」と読売に報告(あ、土下座?)して、あとは文春にすっぱ抜かれるのをじっと待ってればよかった。

東大法学部出身の理事は、なぜ「その処分は変です。」と言えなかったのか?ってか、法学部じゃなくたって、処分の根拠がオカシイと思うよね。

しかも、ツッコミどころ満載。

夏から離席が不自然だと指摘されてたって、それをいつ知ったんだろう?追加調査はしないって、そもそも調査らしい調査は行っていなかった(PCを調べてなかった)って、どういうこと?でも、調査するんだよね、結局?

 

(4)第三者調査委員会は、調査結果を出す前に、連盟に対して処分の差し止めを申し渡せばいい。

 

調査委員会は、不正の有無の他に、処分の妥当性も調べることになっている。これは、処分が妥当ではない可能性もあるということだよね。

三浦さんが挑戦者決定プロセスで不正を行なった「可能性がある」というだけで(あ、表向きは休場届を出さなかったから)出場停止を言い渡されたのなら、連盟が不当に処分した「可能性がある」という理由で、処分の差し止めを命じられることがあってもいいのではないかな。

三浦さんは、疑いを晴らして将棋を指せるようになりたいと主張してるだけで、処分の取り消しや棋士としての権利の保全、損害賠償を求めて裁判を起こそうとしているわけではない(幸いにも、今のところは…)。裁判沙汰になる前に、今からでもできることはある。

このまま調査委員会の報告を待ってると、三浦さんのみならず、渡辺さん、島さん、千田さんなど、ゴシップ記事で名前を報じられた棋士たちがどんどん傷ついていく。ちょっと言ってる意味わかんない系の一部の棋士たちのツイートがきっかけで将棋関係者が吊るし上げられたりする。

その後、調査委員会で「三浦さんに不正行為があった」&「処分は妥当」という結論が出たら、改めてガッツリと処分すればいいよ。

 

(5)混迷を極める中、将棋ファンのすさんだ心を救ったのは、森内さんだった。

 

もう、コレを見て!森内さんの><とかψ(^_^)とか!

インタビュー以外の部分でも、記事を書いた人が将棋用語を絡めて面白い仕立てにしてる。森内さんの写真がちょいちょい添えられているよ。

初手:煮る、二手:揚げる、王手:食べて勝つ、だよ。

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