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『将棋に学ぶ』読みました。

日本将棋連盟推薦!ってことで、ちょっと迷ったけれど、今日、帰宅途中の本屋さんで買ってしまった。

 

谷川さん、森内さん、羽生さんという3人の永世名人との対談をまとめた本で、それぞれの棋士に似たような問いかけをしている。子どもの教育のあり方、自分の子どもに言い聞かせていること、将棋を学ぶ(あるいは、学ばせる)ことの意義、幸せとは何か…などなど。比較すると面白い。
1時間ほどで読める。

 

で、対談のテーマからは外れているのだが、うひゃぁっとなったのがコレ。

森内さん:

⚫︎将棋の前は、電車にのめり込んでいて、時刻表を調べて旅をした気分になっていた。
⚫︎将棋大会には、小学校低学年の頃から一人で行っていた。時々、親が心配してこっそり見に来ていた。

羽生さん:
⚫︎将棋大会には、小学校低学年の頃は母が付き添ってくれた。
(著者の安次嶺さん:森内先生は電車が好きなので一人で行っていたそうですよ?)
⚫︎森内さんは時刻表に詳しい、半端なレベルではなく。話が長くなるので割愛するが、ものすごい。

かわいいな。森内少年と羽生少年の姿が目に浮かんだよ。自宅からは遠い(もしかしたら千葉とか埼玉あたりにある)デパートの屋上のちびっこ将棋大会で、「えー?森内くん、一人で来たの?どーやって?」「簡単だよ、時刻表見てさ。◯◯線に乗って、△△駅で乗り換えて来たんだよ。」的なところまで妄想したよ。

森内さんの時刻表好きは、幼馴染の羽生さんは当然知っているんだね。割愛しなくてもいいので、そこのところを深く聞いてみたいと思った。

 

もう一つ。

里見さんの女流名人就位式で、谷川さんが「私事だが、会長をやりながら現役棋士を続けるのは大変なことだが、経験できる人はなかなかいないので、チャンスと思って引き受けた。」と、女流棋戦も戦いながら奨励会三段リーグで頑張る里見さんを激励し、里見さんが感動していたことが、著者の安次嶺さんから語られた。

ここはイイ話なんですよ。なのに、谷川さんったら、「羽生さんや里見さんは年に何度もタイトルを獲るので、違う話をしなくてはならず、大変。」と。

照れ屋さんというか、お茶目というか。まあ、実際、大変なんだろうと思うけどね。