『将棋から学んできたこと これからの道を歩く君へ』読みました

hontoで予約していた羽生さんの本が昨日届いた。

朝日新聞社の『挑戦する勇気』を文庫化したものだが、カバー写真は最近のもの。

honto.jp

羽生さんの子どもの頃の話は断片的に読んだことはあったが、この本には、小学校2年生で初めて買ってもらったマグネット盤、小学校5年生からつけ始めたノート「羽生善治実戦集!」などの写真が掲載されていて、うほ(≧∀≦)ってなりましたよ。大人になってもきちんと保管しているんだね。あと、小学生時代の棋譜用紙の写真!対局者が森内さん、佐藤さん、郷田さんだよ。

 

ホントこの人たちはなんと長いこと戦ってきたんだろうって…。

ほっぺがフニフニで手の甲もプクプクした小学生が将棋を指してるところを想像しただけでうわー( ´∀`)ってなる。そして、それぞれタイトルを取ってトップに登って、40歳を過ぎて白髪が混じったりしても、この人たちの関係には変わらない部分があるんろうね。いつもつるんでるだけが友達じゃないんだ。全幅の信頼をもって対局する「心友」(二海堂くんが桐山くんをそう呼ぶ)。裏切ったり疑ったりすることは決してないんだろうなぁ。

 

羽生さん(に限らず、他の棋士や、何かを極めた人たち)は、コツコツ長く努力するのが得意だよね。公文式は小学生2年生から8年間。仮に、親から言われてシブシブ続けたとしても(いやたぶんそうではないと思うが)、8年間だよ。「将棋無双」と「将棋図巧」は12歳から始めて全て解き終えるまで7年間。

自分は今さら何かを突き詰められるような才能なんてないけれど、でも、たとえ趣味程度のことでも、7年間コツコツやれば結構なところまでいけるはずだよね。今まで簡単に諦め過ぎてたな。…と反省というか、希望をもらったよ。

 

あと、中学校1年生の頃、卓球部に所属してたのだそうだ。こちらは将棋が忙しくて1年でやめちゃったって(>_<)