『ランド』1~4巻、読みました~

先日、Eテレの『漫勉』を観て、山下和美さんの『ランド』1~3巻を読んだ。そして、その時点で4巻が1/23に発売されることを知り、即、予約。

 

山に囲まれた村。4体の巨大な神様(の像)が四方から山から村を見下ろす。「名主」を中心とする支配層は塀に囲まれた中で暮らし、村人は塀の外で畑を耕す・・・前近代的な村。なぜか消防団的な組織はある。

村人は神様を恐れ、凶作が続くと子どもをいけにえに差し出す。大人たちは、夜、こどもが外を出歩くことを固く禁じる。元気に働いていた人が50歳の誕生日を迎えるとパタっと死ぬ。「知命」と言って、名誉なことと考えられている。

山の向こうに何があるか誰も知らない。何かがあるとも思っていない。神様に見つかるからおいそれと山奥に分け入って行けない。文字を知らない。

それが「ランド」だ。

 

面白い。ぐいぐい引き込まれてゆく。5巻はいつになるかな。