竜王戦1組ランキング戦1回戦vs三浦さん、勝ちッ(*´꒳`*)

羽生さんが勝って、あまりにも嬉しくてブログを忘れてたよ。

 

もう、なんと言うか、竜王戦はホント悔しいのだよ(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

27期は1組優勝で本戦トーナメントも勝ち続けたが、最後、糸谷さんとの挑決3番勝負に敗れた(>_<)→糸谷さん挑戦で奪取!

28期もまたまた1組優勝で本戦トーナメントに出たが、破竹の勢いで勝ち上がってきた永瀬さんに負けた(>_<)

29期はランキング戦の初っ端で久保さんに負け、その後頑張るものの5位決定戦で豊島さんに敗れて本戦トーナメントに出られなかった(>_<) 

そして、今期!

何度も言うけれど、竜王あと1期!これで永世竜王・永世7冠なんですよ(´༎ຶོρ༎ຶོ`)。全力応援なんてもんじゃないよ。宇宙の神秘の力をバックに、全身全霊で祈るよ。

 

◆この日の対局は、三浦さん復帰戦ということで、奥さま向け番組やニュースで各テレビ局が報じていた。

NHKは、「不正の疑いがあるとして出場停止処分を受けたが、その後不正はなかったとされ、会長が引責辞任した」と、処分した連盟側に非があった旨がわかるような報道だった。他の局は、「不正の疑いで出場停止になり、その後証拠がないとされ、今日復帰」って感じでモヤ〜っとしてた。処分期間が終わったから今日復帰したとしか受け取られないなぁ。

コメンテーターが「告発した側が責められることがないように」という趣旨のコメントを発してた番組もあった。確かにその通り。告発者は守られるべきだと自分も思う。でも、同時に、冤罪で苦境に立たされた側の、棋士としての名誉はもちろん、人として尊厳や今後の生活も守られるべきだと思う。あと、告発から処分までのプロセスに問題があれば、そこは責められても仕方ない。

 

◆「会長が引責辞任」ということを以前からもっと積極的に報道してもらえていれば(つまり、連盟側から発信していれば)、「あ、あのスマホカンニングした人?へ〜無実だったのね?で処分した側が責任取って辞めたのね?濡れ衣はかわいそうだよね〜。」と、思ってもらえたはず。

谷川さんの辞任会見の最中でさえ、残念ながら辞任の理由が「責任を取って」から「体調不良のため」にトーンが変わってしまった。記者の質問に対してはっきりと「引責辞任」と言えなかったのには、どういう事情があったのだろう。谷川さん、辛そうだった。体調を壊すくらい悩んで辞める、つまり自分の身を切る選択をしたのだから、それを最大限に活かしてほしかった。

佐藤さんの就任会見は、「三浦さんの名誉回復に努める」とはっきり言ってくれてホッとした。

青野さんの発言は、谷川さんの辞任会見に同席した際と、佐藤さんの就任会見に同席した際とを比べると、(記者の質問に答えて)直接詫びるつもりはあるとわかった分だけ、若干良くなった。ただ、自分の目に届く耳に届くものだけが世間一般の評価だと思って、ことの重大性や連盟の責任の重さを過小評価してるのが心配だ。たとえば「臨時総会で若手の棋士から辞めろと言われたら辞める」…辞任動議の発議メンバーに若手棋士が含まれていないことで、ベテラン(引退も含む)棋士だけが体制批判してると勘違いしていた。若手が含まれてない理由を想像してみたらいいのに。もっとも、想像力が働くようなら、そもそも三浦さんにあんな処分は下さなかったか(>_<)

 

◆ニュースバリューとしては、会長交代よりも、やはり羽生さんとの「因縁の(なんの因縁なのか?かつて羽生さんの七冠の牙城を三浦さんが崩したってこと以外に、羽生さんも不正を疑った側であるという印象を持たせるような悪意を感じないでもないが…)対決」が大きいだろうから、この復帰戦の報道や生中継は最後のチャンスだったと思う。それを上手く活かせたかどうか…。

そんなこんなの対局は、びっくりするほど大勢の報道関係者が入って、特別対局室はぎゅうぎゅう詰めだった。佐藤会長が開始時にも終局後にも立ち会ったのは、連盟としての姿勢を示してくれたのだと思う。

羽生さんの初手の後、三浦さんの最初の着手まで間があった。顔をしかめて、何かをグッと堪えるような表情に見えた。泣けてきたよ。いや、ただ単に考えてただけなのかもしれないけど。

三浦さんは本調子じゃなかったかもしれない。ま、いつも本調子って棋士もいないしね。羽生さんだって今期は勝率5割台で、不調って言えば不調だ。でも、とにかく、息の詰まるギリギリの闘いを見せてくれて、何ヶ月か振りに集中して観戦できた。

 

次の2回戦の相手は郷田さん。いつになるのかな。待ち遠しい。

その前に、2/25の順位戦最終局がある。全力応援だ٩( 'ω' )و