映画『沈黙 − サイレンス −』観ました〜
観るぞーと思いつつモタモタしているうちに、どの劇場も上映を終了していた。
ようやく先週の水曜日、新宿で観た。
遠藤周作の『沈黙』を自分はちゃんと読んだことあったっけ?読んでも忘れていることも多いし…と思って、文庫本を買って、そのままになっていた。そんな矢先に映画が公開されたのだ。
映画の方は、もうひたすら拷問と処刑のシーンで、心がやられた_:(´ཀ`」 ∠):
ロドリゴ神父の心情に涙するんじゃなかったっけ?棄教したフェレイラ神父がすごくいいこと言ったよ、自分が一番苦しいと思うことでみんなを救えって。ここがクライマックスだよ?形だけ、表面的に主を裏切ることでみんなを救えるなら、それは間違っていない、主は赦してくれる…という合理的な説得じゃないわけよ。教えのために死ぬのはむしろ幸せ。自らの犠牲でみんなを救うというなら、死ぬよりももっと苦しいことをしろというのが主の教えだ、と。
自分にはそーゆーのがちょっと響きにくい感じがした。2時間50分の上映時間の多くが拷問と処刑で、ちょっと疲れてしまったので(>_<)
でも、いい映画でした。