棋聖戦五番勝負第3局、ま、負けました(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

行き当たりばったり

早起きしたのに、急遽、洗濯しなくてはならなくなって出遅れ、忘れ物して家に戻って更に出遅れ…いつも通りの出遅れまくりですな。行きは在来線でお安くしよう、で、現地で美味しいものを食べよう、と思って早起きしたはずが、計画はすでに頓挫している。あー_:(´ཀ`」 ∠):

 

東京駅の自動券売機で10:26発のこだまのチケットを購入しようとしたが、「ここまでの切符を入れてください。」って表示され、ハタと困ったよ。最初の乗車駅から目的地までの乗車料金を精算してくれる親切設計なんだね。でも、紙の切符、Suicaカードには対応しているが、スマホSuicaが使えない。精算してくれなくていいから、東京駅からの乗車料金で発券してくれる選択肢はないのか?もう一度やってみた。切符やICカードの差入れ口はピコピコ光っているが、どー見てもスマホをタッチするような部分がない。やはり無理か。うーむ。もう一度最初からやり直して新幹線の特急券だけ購入する?チラッと頭をよぎったが、足はすでにみどりの窓口に向かっていた。今なら待たずに買える。東京駅のみどりの窓口の係の方は超絶テキパキと処理してくれるのを経験上知っている。

しかし、数秒の間に自分の前に二人ほどお客さんが並んでしまい、自分の順番がきたのは発車3分前。このタイミングだと自由席しか乗れないそうで、その次に早く到着するのが、沼津に2時間に1本停まるひかり。11:03発だって。よし、それだ!

この時点でかなり汗びっちょ💦毛量が多くて癖っ毛のため、頭バクハツ状態ですよ。

30分ほど時間をつぶさなきゃならない。昼食は現地到着後に海産物を食べたかったのだが、さりとて受付開始13:00まではさほどの余裕がなく、かと言って新幹線の車中でお昼ごはんというのも早いし…と迷った挙句、おにぎりとお茶を買って乗車。

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沼津はとても良いお天気で、暑い暑い。どのバスに乗ればいいんだ?かなり時間をロスするも、なんとか12:15発のバスに乗車。10分ほどで若山牧水記念館に到着。

既に行列ができていた。

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お向かいの沼津俱楽部を見ると、宿泊や食事の予約がない人は立ち入れない模様。

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外は暑いので、受付を少し繰り上げてくれた。ありがたい。

大盤解説会の開始までは小一時間あったので、ここで海産物のお店に行くべきだったなぁ。

 

直筆サイン入りポスター

受付前に列を作っている人たちに向けて、スタッフの方が「対局記念扇子は残り10本、直筆サイン入りポスターは残りわずかです。お急ぎください。」なんて言うもんだから、受付後、牧水記念館の会場内の売店に直行。ポスターまだありますか?って聞いたら、あるって。で、対局記念扇子にしようか少しだけ迷ったけれど、「ポスターください!」って、値段も聞かずに言っちゃったゾ。売店の方が、少し声をひそめて、「で、お値段なんですが、5000円からということで。」

“から”ってどーゆーこと?他の希望者と競り合うってことか?

「5000円から?」「はい…このお金を来年の棋聖戦のために使わせていただくんです。」と申し訳なさそうにおっしゃる。

たぶん、沼津支部の方もやりくりに苦労されているんでしょうね。もちろん、趣旨には賛同だ。でも、“から”ってどーゆーこと?

「あのぉ…“から”と言うのはどういう?」「あ、5000円です。」

後で思うに、最低価格5000円であとは“お気持ちで”いう意味で、10000円とか20000円とかを期待されていたのかもしれない。ま、とにかくゲットしたよ、羽生さんと斎藤慎太郎先生の直筆のサイン(≧∇≦)

 

その後、沼津俱楽部に移動。大盤解説会場は牧水記念館の他に沼津俱楽部にも設けられたようで、好きな方を選べたのだった。木立の中にチラッと見える離れ。あそこが対局場なのかな?

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この時点で、海産物を食べに行くのは時間的に無理っぽくて諦めたのだが、30分ほど時間があったので、近所を少し探検してみた。何より海を見たかった。

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大盤解説会場にはモニターがあったが、天カメ映像のみなので、対局者の様子が分からない。解説を聴きながら時々タブレットでニコ生やAbemaTVを観た。

 

さてさて、結果は斎藤慎太郎先生の勝ち。最後、凄かった。

感想戦の様子を離れの外からちょっとだけ見せてもらえた。

相変わらず写真を撮るのがヘタな上に、羽生さんがカメラの後ろに隠れている。

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藤井四段の対局であれば、この何十倍もの報道関係者が取り囲んでいただろうが、こちらはいつも通りの格調高い終局後である。しみるなぁ。

 

自宅に帰り着くまでが大盤解説

沼津駅まで歩いた。19:42発の東海道線に乗れば、その後ひかりに乗り換えて20:40に東京駅。自動券売機では新幹線のチケットは買えないようだ。よしっ、みどりの窓口だ。時間は十分にある。

ところが、自分の前のお客さんが、フレックス定期券の払戻しやら再購入やら?難しいオペレーションのようで、かなり時間がかかっている。「わたし新人なんで、慎重に手続きさせていただきます。お金のことですのでね。」と笑顔で絶賛対応中!そうだよ、一つ一つ落ち着いて処理した方が間違いが起きないから、結局早く処理できるよ。頑張れ〜。

自分の後ろにもう一人お客さんが並んだ。二つしかない窓口の片方は頑なにカーテンが降ろされたままだ。辛抱強く待つが、19:40になってしまった。諦めて、みどりの窓口を飛び出し、自動券売機でとにかく三島までの切符を買う。モバイルSuicaだと、三島で新幹線の自動券売機を使う際に困ったことになるからね。今朝、学習したからね。猛然とダッシュしましたよね、汗だくで。

で、まあ、ご想像に難くないのですが、乗れませんでした。乗れたらダメだとさえ思えましたね。今日の自分は、そんなにうまくいっちゃダメなの!間に合うはずがないの!ホームにたどり着いたら、ちょうど発車したところでしたよね、ええ、ええ。

次は19:53発。三島で20:23発のこだまのチケットを購入。「ここまでの切符を入れてください。」って表示されても、今度はバッチリ対応できましたゾ!時間に余裕があったので、サンドウィッチとミックスジュースを購入。乗車してすぐ食べたよ。考えてみたら、おなかぺこぺこでしたわ。

21:16東京駅にとーちゃーく!あと少し。自宅に帰り着くまでが大盤解説会だ。

 

帰宅したのは、朝、家を出てからちょうど12時間後のことでしたよ。現地では海産物を食べられず、お土産も買えなかったけれど、いやー行き当たりばったりにしてはマズマズでしたよ。

そして、次も羽生さんを全力応援しますゾ٩( 'ω' )و