『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』観ました!

たぶん、ツイッターのプローモーションのせいで「『猿の惑星』を観なければ!」と強く刷り込まれてしまったのだと思う。

 

猿の惑星:創世記ジェネシス)』は、劇場で観たのかテレビで放映されたのを観たのか、記憶がおぼろげ。『猿の惑星:新世紀(ライジング)』は観ていない、ってか、いつの間にかやってたのだね。
まずは、この2作品をきちんと観てからじゃないとね。ってわけで、Amazonビデオで観ましたよ。

 

ウィルスを用いた認知症治療薬の動物実験によって高い知能を得たエイプを母として産まれたシーザー。彼がエイプ達を酷い目に遭わせる人間から仲間を解放するまでが『創世記』。シーザーはムチャクチャ賢いし、リーダーシップもある。

 

ウィルスは世界中に拡散し、免疫を持たない人間は次々と死んでしまう。人間同士の醜い争いもあり、文明社会は崩壊した。エイプ達は森の奥で暮らしていたが、ひょんなことから人間の生き残りと遭遇してしまう。人間に愛されて育ったシーザーは(大きくなってから人間に酷い目にも遭ったのだけれど)、人間にもイイ人がいるって知っているし、できれば戦いたくない。一方で、仲間の中にはコバのように人間が大っ嫌いで好戦的なエイプもいる。エイプはエイプを殺さない!という掟を自らに課しながら、仲間を率い、人間との共存の道を模索するシーザーであったが、コバが起こしたクーデターで暗殺され(しかし、一命はとりとめた)、人間との戦いの火蓋が切って落とされる。ここまでが『新世紀』。

 

で、シーザーのことが好きになりましたね。
エイプはエイプを殺さない…
人間に聞かせてやりたい言葉ですな、ホント。

 

予習はバッチリ!先月、張り切って観に行きました。

 

結局は自らの手でコバを殺さざるを得なかったシーザーが仲間達と共に山奥に引きこもってから何年か後の話が、この『聖戦記』。エイプのリーダーを抹殺しようと、シーザーを探すアメリカ軍隊の生き残り。隠れ家が見つかり、妻と息子の命が奪われたシーザーは、私憤によって仲間たちを危険に巻き込めないと、ごく少数の仲間と人間側の将軍を探す…

いやー、シーザーがカッコいい。聡明さ、リーダーとしての責任感の強さ、家族への愛の深さ…どこをとってもそこらへんのフツーの人間より素晴らしい。
上司にしたいナンバーワン、父親にしたいナンバーワン、その他諸々のナンバーワンを獲得しますよ。日本においては、総理大臣に是非!ですよ。

あ、あと、オランウータンのモーリスもいい味を出していて、好きです。